
ナインボールPS版、完成編です。
ナインボールというのは初代アーマードコアと三作目に登場する不動のトップランカーで、伝説的な強さを持つACです。
だがその正体は、レイブンズネストが持つ、世界調整システムの実行部隊……。イレギュラーを排除するために攻撃性能がバカみたいに強化してあってその強さたるやもう……。
多くのプレイヤーがコントローラーをぶん投げた反面、その強さに憧れた! っていう人も多いと思います。自分もそんな中のひとりでした。
ナインボーと同じアセンにしてパルスライフルを持たせたんだけど、弱すぎて泣けたっていうのも今ではいい思い出です(笑)
と、いうワケで残りの写真はつづきから、になります。
今回は初めてウェザリングをしてみたので、見てやってくれると嬉しいですm(_ _)m




くるっと素立ち。
ACVIは細かいパーツが多いですが、ナインボールは後に発売されたこともあってか、すごく作りやすかったです。
いくつか合わせ目も露出しますが、自分はすべて段落ちモールドで処理しました。

ナインボールの特徴である⑨マークもばっちりです。

バストアップ。
はじめてにしてはいい感じに汚れてくれた、かな?

ここからは付属武器の紹介です。

まず言わずもな鬼パルスライフル。『ドゥルルルルンッ!』とかいう音ともに装甲がはがれるはがれる(笑)

そして続いて爆風で吹っ飛ばされる自機アセン。
まともに戦って勝つなんて今でも出来そうにありません。

反面こっちのミサイルと……。


ビームサーベルはあんまし印象になかったり。

それと、胸部に機関銃みたいな武装がありますね。ここの部分だけはメタリックで塗ってみました。。

足元はちょっと激しく汚しています。

塗り分けも頑張りました。
こういうところが単調になるのを防いでくれますよね。

以前作ったガイアと並べてみたくて引っ張り出してみました。
ガイアは世界観無視のメタリック塗装で、ウェザリングとは正反対な塗り方してます。
ウェザリングもいいけど、こういうメタリックもやっぱり自分は好きですね。次ACを作るときはメタリック+ウェザリングにしてみようかな?

「誰であろうと、わたしを超えることは不可能だ……」by ハスラーワン
と、いうわけでナインボールPS版、でした。
カラーレシピです。
赤 ハーマンレッド+メタルブラッディレッド
黒 ウィノーブラック+マボガニー+シルバー
関節 ガンメタル
武器類の赤い所 メタルブラッディレッド+マボガニー
金 黒下地にシルバーを軽く吹き、その上からクリアーイエロー。
その後、艶消しクリアーを吹き、ウォッシング、ドライブラシ、チッピングの順で汚れを入れて完成です。
今回の反省点。
自分としてはもうちょっとマイルドな汚れ方にしたかったんですが、ちょっとイメージと違ったかなーと。
ウェザリングはホント奥が深いと思ったので、今後も機会があれば挑戦してみようと思います。
今後のACプラはサイレントラインPの自機アセンなんて作りたいなーと思っているんですが、今後のガンプラのラインナップがやばすぎるのでどうなるかは不明です。今年中にもう一つくらいは作りたいんですけどね。
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こんばんは、七誌です。
7月も下旬なんですが、最近、夜は気温が20度前後ですごく涼しい日が続いています。いやまあ、過ごしやすくていいんですけどね。
で、ナインボールのウェザリング記事です。と、いうワケで挑戦してみました。
初の本格的(?)汚し表現。やってみたのは、ウォッシング、ドライブラシ、チッピング、です。
ちょっと長くなってしまったので、つづきから、に書いておきます。

まず最初にウォッシングをします。
ウォッシングというのは、うすめた塗料を模型全体に塗っていき、それを拭き取りって汚していくと言う方法です。自分は塗装面のトーンを落とすって意味もあると思ってます。
本来であれば写真に写っているエナメル塗料を使うんですが、これが出るたびに毎回言われるのが『割れ』の問題ですね。
エナメルは浸透性が強いので、パーツに力がかかっている所に塗ると、あっという間に劣化させてパーツを割ってしまいます。ウォッシングはすべてのパーツをびしゃびしゃにしてしまうのでパーツを割ってしまう可能性も高いと思われます。
いちおうその対策として、出来るだけパーツをばらしておこなう、というのが一般的です。まあ、つまり、パーツにかかっている力を出来るだけ無くしてやろう、ということですね、たぶん。

ただ今回は、エナメル塗料、使いません。
代わりにこれ、使います。ウェザリングマスター。

以前の記事でも少し紹介しましたが、これは砂状になっているものをパーツにこすり付けて汚れを再現するツールです。これを水で溶いて行います。実際、溶いてみたのが左側。

このツールは様々な色があるのでなんどか思案して、スス+ライトガンメタルでウォッシング塗料を作りました。
これを、もうホントに、太い筆でばしゃばしゃとパーツに塗っていきます。その時の写真撮っておけ、って話ですが、すいません忘れてしまいました……。

で、それを様子を見ながらエナメル溶剤をしみ込ませたティッシュや綿棒でふき取っていきます。
作業を終えて、パーツはこんな感じになりました。なんとなく、全体的に汚れた感じになっているかな、と……。
もちろん、パーツはどこも割れていません!
ちなみにこれは、プロモデラーのNAOKIさんがアーマードコアのムック本で紹介していたものです。
ウェザマスウォッシングですが、自分は塗装面は艶消しにしていると吸着力が上がるかな、と思いました。
自分は問題ない画期的な方法だと思いますが、ベテランのモデラーさんがどう思うか興味深いところですねー。やっぱりエナメルの方がいい! とか思ったりするんでしょうか?

つづいてドライブラシをやっていきます。使うのはエナメルのクロームシルバー。

んで、ドライブラシをやるために筆を用意します。用意するのは大き目の平筆。

その先端を切ります。もう、ばさっと。

んで、シルバーを付けてそれをティッシュに擦り付け、ほとんど乾いた状態のものにして、それをエッジに擦りつけていきます。

右側の方が作業後です。
エッジが際立ってなんかいい感じに見えませんか?
これは過去に何度かやったことがありますが、効果がわかりやすいですし、面白いのでお勧めです。

マニピュレーターもちょっと古びた感じになったと思います。

んで、次は被弾跡のような黒い染みです。おそらくチッピングって作業になると思うんですが、詳しいことはちょっとわからなかったり。

これはもう直接書き込んでいきます。

小さな筆を使い、ちまちまとパーツに書き込み、こんな感じになりました。パケ絵と比べてかなりそれっぽくなったと思うんですが、黒一色でやる必要はなかったかも、と思ったりして……。
茶色とか、色が混じりきらないものを使う方法をどこかで見たような気がするんですよね。ムック本か、どこかのサイトか……。

そして最後にウェザリングマスターを普通に使いました。砲塔などに『スス』を擦りつけています。
従来の方法だとひとつでかなり長い間使えそうですよね、これ……。まったく無くなる気配がしません。
と、いうわけで自分がおこなった作業は以上です。
ナインボール、もうほとんどできているんですが、なんていうか奥が深いですね、ウェザリング……。
正直、汚してかっこよくなったのかな~? なんて思っています。普通のつや消しのままの方がよかったような……。
まあ、一度やってみたかったので後悔はないんですが、(っていうか作業中は凄く楽しかったんですが)もっと上手くなっていきたいものです。ではでは。

どうもこんばんは、七誌です。
ナインボール、基本塗装が終了しました。正直、この状態で完成と言ってしまいたい(笑)
しかしながら、今回はここからが本番と言ってもいいでしょう!(拳を握りしめ)
初めの方でウェザリングに挑戦してみる、と書いたので、こいつをマイルドに汚していってみたいと思います。
さあ、いざやらん! と思っていたんですが、いきなり疑問にぶち当たりました。ウェザリングって、どういう順番ですればいいんでしょうね? (?_?)
普通であれば、塗装した後にトップコートを吹くんですが、ウェザリングをする場合って、汚してから吹くのか、吹いてから汚すのか?
そして、ウォッシングやドライブラシ、チッピング、ウェザリングマスターなどによる添付はどういう順番でやるのか? と……。
考えても仕方がないので調べてみたんですが、トップコートは汚しの前と後、どちらでもいいの、かな? 汚れの吸着を良くするため前に吹く場合と、保護のため後に吹く場合両方のパターンがあったんですよね。
んで、汚す順番なんですが、これもまあ、決まっているわけではないのかな、と……。
と、言うかですね、ウェザリングっていうのは、作り手のイメージが大事(どんな場所で戦って、どんな汚れが付くのか)らしいので、それを上手く表現するよう自分で勝手にやればいいような感じなんですよ。(こんな受け取りからでいいのか疑問ではありますが……)
ウォッシングも、ドライブラシも、必要でなければやる必要は無し! うん、これです!

ちなみにどんなふうに汚そうかは決まっていて、このパケ絵みたいな感じをを目指してやっていこうと思います。
ですので、それらを考慮しつつ、自分は、すみ入れ、デカール張り(今回はデカールを貼っていませんが)トップコート、ウォッシング(チッピング)、ドライブラシ、ウェザマスターの順番でいこうと思います。
ただ、これだけは注意が必要で、粉系の上にクリアーを吹くと汚れが吹っ飛んでしまうみたいです。ウェザリングマスターやパステルを使った汚しは最後にやらなきゃいけないみたいですね。
さて、今度こそやってみます! 上手くいくかなー、不安だ。

デデデデストローイ、ナインボー、です。ちょっと前までは気温差にやられていましたが、今では普通に暑さに参ってます(笑)
さて、捨てサフまでいきました。この状態もけっこうかっこいいですよね。
で、ここでちょっと一考。
今回はウェザリングをするよー、と最初から決めていたんですが、それに合わせてプラにダメージ表現を施す場合があるんですね。
簡単なところですと、エッジ部分をヤスリでけずって『擦れ』を表現したり、凝ったところだと線香とか使って被弾跡を作ってみたりだと思います。
ただ、ナインボールという機体は基本替えが効くのでボロボロになるのはちょっとおかしいと思い、今回は塗装のみでウェザリングをやっていこうかと思います。
派手なダメージ表現というのもやってみたいんですが、それはちょっと別のプラでやってみようかと。じゃっかん失敗が怖いっていうのもありますが^^;

それと、バーニアの内部の合わせ目が目立ち、なおかつ消しづらい作りだったため、プラ板で蓋をして隠すようにしています。

買っておいたウェザリングマスターも引っ張り出してきました。はたして、どれをどのくらい使うことになるのか見当もつきませんが……。
では、基本塗装に入ろうと思います。

ちょっとお久しぶりです。最近、体調を崩して鼻水と咳が止まらず、あんまり作業してませんでした。なんか、風邪、流行っているみたいですね。
一応、ナインボールをすこし進めています。

ナインボールは、合わせ目が目立ちづらい作りになっていますが、それでもパーツの一部に露出が見られます。こういった所は、消してしまうのではなく段落ちモールド風にしました。
特に腕のパーツはビームサーベルが展開するギミックがあるのでお勧めです。こうしておけば後ハメをする必要もないですし。
他にも、脚部やキャノンの一部も同じように段落ちモールドにしています。

ただ、パルスライフルはばっさりと合わせ目が出るので、しっかりと処理。接着剤を多目に塗って、クリップで挟んでやると確実です。
とりあえずこんなところです。
しばらくは体調を戻すように努めるので更新は遅めになるかも……。ナインボーは、このあと捨てサフに行こうと思います。